職場の中核を担う「管理職」の言動は組織文化に大きな影響を与えます。本研修では、「管理職」の役割に着目。「アンコンシャスバイアス」のマイナスの影響を低減しつつ、多様性を経営成果に活かす組織風土づくりのために、部下との接点でどういった言動をとればよいかを学ぶ内容としました。
導入企業
通信キャリア/Sier・ITベンダー/広告会社/Webサービス・EC企業/日用品メーカー/人材会社 等多数
研修詳細
研修の目的 | ハラスメントの根本を解消し、 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを実現。 多様性を尊重し、活かすリーダーシップを身につけるための研修 |
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研修内容のピックアップ | 第1章(知る) ダイバーシティの意義 〜 なぜ職場にダイバーシティが必要なのか 第2章(知る) 職場のダイバーシティ 〜 リーダーが目指すダイバーシティとは 第3章(知る・気付く・考える) アンコンシャスバイアスに対処する 第4章(気付く・考える・対処する) 心理的安全なコミュニケーション実践 第6章(考える・対処する) 組織的に取り組むアンコンシャスバイアス対策 |
研修時間 | 7時間 (対象者層やゴール設定を変えてショートバージョンでの実施も可能) |
開催方法 | オンライン・対面共に実施可能 |
受講対象者 | 中堅社員から管理職の方。(対象者層によってカスタマイズします)。 |
その他 | – |
研修を受けることで・・・
①ダイバーシティ推進の意欲はあるものの職場でのマネジメントに苦慮している
②悪気はないが日々の言動が職場の雰囲気を阻害している
③ダイバーシティの進む現実に対して認識を改めず、これまでのマネジメントスタイルを改めようとしない
①最低限何をする必要があるのか、基本線が理解でき、職場での具体的な対応方針を立てることができる。
②自分の言動のどこに問題あるか気づき、どこを改善すればよいかを学ぶことができる。
③認識しない背景に自身の心理的抵抗があることに気づきを促し、そのことの影響への注意を促すことができる。
研修カリキュラム
1日(7時間) | 第1章(知る) ダイバーシティの意義 〜 なぜ職場にダイバーシティが必要なのか
ダイバーシティの目的 ダイバーシティが必要とされる背景 多様性の欠如が生むリスク<ワーク> 参考:グループシンク(集団浅慮)とは ダイバーシティのメリット ダイバーシティ推進の成果 第2章(知る) 職場のダイバーシティ 〜 リーダーが目指すダイバーシティとは 職場のダイバーシティの検証<ワーク> リーダーが目指すダイバーシティとは 2つのダイバーシティ ダイバーシティとインクルージョン ダイバーシティ推進4つのステップ 働く人材の多様性への対応 インクルージョンを実現するには<ワーク> インクルージョンに必要なリーダーの役割 心理的安全性とは 第3章(知る・気付く・考える) アンコンシャスバイアスに対処する アンコンシャスバイアスとは 注目されるアンコンシャスバイアス アンコンシャスバイアスはなぜ生まれるか アンコンシャスバイアスを知る<ワーク> 自分が陥りがちな傾向を確認する<ワーク> 代表的なアンコンシャスバイアス アンコンシャスバイアス振り返り<ワーク> アンコンシャスバイアスがもたらす問題<ワーク> パワーの差によるアンコンシャスバイアス アンコンシャスバイアスの防止策 アンコンシャスバイアスの現れ方 中立的な表現に言い換える<ワーク> 第4章(気付く・考える・対処する) 心理的安全なコミュニケーション実践 面談の実践演習<ワーク> 面談の実践演習 振り返り<ワーク> 鍛えたい3つのコミュニケーションスキル 非言語コミュニケーションにも注意 アンコンシャスバイアスに対処するための5つのヒント 心理的安全なリーダーであるために 第5章(考える・対処する)「エクイティ(公平性)」を実現する ~「社会モデル」と「特権」を理解する あなたならどうする?どう思う?<ワーク> 「違い」の中に存在する不均衡 「個人モデル」と「社会モデル」 「社会モデル」で考える<ワーク> マジョリティの持つ「特権」に気づく 特権に気づく必要性 自分の「特権」を言語化する<ワーク> 心理的安全なリーダーであるために 振り返り 第6章(考える・対処する)組織的に取り組むアンコンシャスバイアス対策 アンコンシャスバイアスは組織的問題 組織的なアンコンシャスバイアス対策 自社のアンコンシャスバイアス対策<ワーク> |
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受講者の声
ダイバーシティの意義を理解し、インクルーシブなチームを実現するために必要なリーダーの役割を認識することができた。
アンコンシャスバイアスに自覚的になり、職場での課題に対処できるようになった。
料金
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講師プロフィール
金森 努 (かなもり つとむ)
金沢工業大学KIT虎ノ門大学院、グロービス経営大学院大学の客員准教授を歴任。
2005年より青山学院大学経済学部非常勤講師。
大学でマーケティングを学び、コールセンターに入社。数万件の「本当の顧客の生の声」に触れ、「この人はナゼこんなコトを聞いてくるんだろう」と消費者行動に興味を覚え、深くマーケティングに踏み込む。(日本消費者行動研究学会学術会員)。コンサルティング会社・広告会社を経て、2005年に独立。30年以上、マーケティングの“現場”で経験を蓄積している。
コンサルタントとして、B to B・Cを問わず、IT・通信、電機・食品・家庭用品メーカー、EC等、幅広い業種に対応し、新規事業・新商品開発・販売計画・販売のテコ入れ案・コミュニケーションプランの策定等、幅広くマーケティング業務の支援を行っている。
講師としても業種を問わず、年間100コマ以上の企業研修に登壇。コンサルティング経験を元に企業課題に合わせた研修のオリジナルのコンテンツやカリキュラムを提供。研修によってマーケティングを「知っている」だけではなく、「業務に活かせるようになること」にこだわっている。
▼執筆
「ITメディアビジネスオンライン」にて月2回、ビジネスコラムを寄稿。
▼書籍
「初めてでもマーケティングが楽しく体系的に学べる本」をテーマに10数冊刊行。
「3訂版 図解よくわかるこれからのマーケティング」(2022年・単著:同文舘出版)
「技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘」(2024年・共著:技術情報協会)等。
日本プロフェッショナル講師協会・認定講師
効き脳診断BRAIN・認定フェロー
講師の自己紹介と講義風景
~多様性を尊重し、活かすリーダーシップを身につける~
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